皆さん、こんにちは。
「不用品回収します」のチラシを一度は目にしたり、その言葉を耳にしたことが一度はあるかと思います。
しかし不用品なら全て回収してくれるのか、費用や依頼するメリット・デメリットなど具体的なことまでは分からない方が多いかと思います。
ここでは、不用品についての疑問やメリット・デメリットなどをご紹介していきます。
1.そもそも不用品回収って?
不用品回収とは読んで字のごとく、不用になった物やごみを回収してくれるサービスのことです。
ご家庭で不用になった大型家具や家電、車、生活用品など回収対象は多岐に渡ります。自治体が回収できない物も対象に入りますし、自宅まで回収に来てくれるので、近年では運び出しが困難な高齢者や女性からのニーズが高まってきているようです。
また、「不用品」と「不要品」がありますがこれは「使用することができない・壊れて使えないもの」を不用品といい、一方で「壊れていない・まだ使えるけど必要ではなくなったもの」を不要品といいます。
例えば、壊れて使えなくなった冷蔵庫は「不用品」、まだ使えるけど新しく買い換えたため必要でなくなったテレビは「不要品」などがあげられます。
2.「遺品整理」と「不用品回収」の違い
よく遺品整理と不用品回収を同じものと考える方もいらっしゃるようですが、不用・不要になったものを片付けるという意味としては一見同じように感じますが、その作業内容・作業員の意識は違います。
不用品を回収してもらう時は、遺品なのか不用品なのかを判断し、遺品整理業者か不用品回収業者どちらに依頼すべきか決めた方が良いでしょう。
2-1.遺品整理
●遺品整理のプロ「遺品整理士」が在籍している業者が多いため、故人が遺した物は「遺品」として大切かつ丁寧に扱われます。
●手元に残す品、形見分けの品、相続される品、不用・不要な品など遺族に確認を取りながら細かく仕分けしてくれます。
●遺族が不要だと判断された遺品でも、リユースとして買い取ったり、リサイクルできる遺品も引き取るなど、なるべく処分せず利活用する業者が多い傾向にあります。
●作業終了後は部屋の清掃まで行う業者が殆どです。また、位牌、神棚など供養が必要な遺品に関して供養の代行を行ってくれる業者もあります。
2-2.不用品回収
●たくさんの不用品がある場合、一度で回収してくれるため時間のコストが抑えられます。
●遺品整理とは異なり、回収する品物は遺品として扱いません。あくまでも不用になった品物を回収する目的で行われます。
●仕分けや梱包などの作業はせず、搬出のみの業者が一般的です。
●自治体の粗大ごみとは異なり、自宅まで受け取りに来てくれるので力仕事が困難な高齢者や女性にとっては助かるサービスです。
●不用品回収するのが仕事なので、回収後の清掃は行われないことが多いです。
●回収した不用品の中に、リユースやリサイクルできる品物があれば買取りや引き取りをしてくれるサービスがあります。
以上、不用品とは?遺品整理と不用品回収の違いをお伝えしました。
親の遺品を整理したいのであれば、遺品整理士の資格を持っているスタッフが在籍している業者を選ぶことをお勧めします。同じ不用な品物でも不用品をして扱われるか、遺品として丁寧に扱われるかで変わります。
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