「遺品整理」~失敗しない優良業者を選ぶ6つのポイント~

遺品整理

皆さん、こんにちは。

大切な家族が亡くなると、必ずやらなければならないことの一つが「遺品整理」です。
最近は専門の遺品業者に依頼する方も増えてきていますが、その業者の数も年々増えてきています。
しかし、いざ遺品整理業者に依頼しようと思っても、

「どういった業者に依頼すれば良いか分からない」
「思い出の詰まった遺品を大切に扱ってくれる業者に依頼したい」

など、数多い業者の中から信頼のおける業者を探すのは容易ではありません。
故人の人生の思い出の詰まっている遺品は、故人にとっても遺された家族にとっても、大切な「宝物」です。

「宝物整理」でもある遺品整理。

業者選びは失敗したくないですよね。
ここでは、失敗しない遺品整理業者の選び方のポイントを6つの項目にわけてお伝えしていきます。

失敗しない優良業者選びの6つのポイント

ポイント①遺品整理士がいる業者かどうかの確認

遺品整理士とは「一般社団法人 遺品整理士認定協会」が発行する資格を所有する専門の人のことをいいます。

遺品整理は専門的なスキルやノウハウを求められ、遺品整理士は一般の人が持っていない、遺品整理に関する法律順守や、さまざまな知識に優れているため、初めて遺品整理をする遺族にとって心強く感じるでしょう。

この遺品整理士の資格を所有している人物が、在籍している業者かどうかは、トラブルを避けるためにも遺品整理業者を選ぶ、重要なポイントの一つともいえます。

ポイント②遺品整理作業をするのに必要な許可を取っているかの確認

遺品整理の作業の中には、許可が必要な作業もあります。
作業内容によって必要な許可は次の通りです。
これらの許可を取ってるかどうかも遺品整理士の資格同様、確認する大切なポイントとなります。

●古物商許可・・・遺品整理業者が遺品の買取りを行うには「古物商許可」が必ず必要となります。逆をいえば、古物商許可を所持していない業者は遺品の買取りができないということです。
遺品の買取りの依頼も検討されている方は、この古物商許可を所持してる業者かどうか確認すると良いでしょう。

●一般廃棄物収集運搬許可証・・・この市区町村から与えられる一般廃棄物収集運搬許可証があれば、日常生活の中で家庭から出る廃棄物や不用品を、回収して処分することができます。
この許可証がなければ、一般家庭から不用品などを回収し処分することはできません。
現在、この「一般廃棄物収集運搬許可証」は新規取得を受け付けている自治体はほどんどありません。

しかし、許可証を持っている業者などに委託することは可能ですので、依頼したい遺品整理業者が見つかった場合は、「一般廃棄物収集運搬許可」を持っている業者か、あるいは許可証を持っている業者と連携しているのか確認をしてください。

●産業廃棄物収集運搬許可・・・一見、一般廃棄物収集運搬許可と似ていますが、産業廃棄物収集運搬許可は都道府県知事から与えられるもので、有効期限があります。

どのようなものが産業廃棄物にあたるのか、いくつか例にあげます。
【有害性の物】・・・農薬や廃油
【爆発、引火性のある物】・・・プロパンガスやガソリン
【容積、重量が大きい物】・・・オートバイやピアノ
【その他、一般廃棄物として出せない物】・・・畳やタイヤ、家電リサイクル対象品、消化器、自動車など

ポイント③無料見積り及び、現地見積りしてくれるか

悪質な業者でなければ、ほとんどの業者が無料で見積もりをしてくれます。
遺品整理業者の中には、電話やメールでの見積りができるところもありますが、この場合、後々高額な請求をされる恐れがあるので、注意が必要です。

また、遺品整理は「遺品の量」「作業に必要な人数と時間」などによって、正確な料金が決まります。
どれくらいの量の遺品があるかどうかは、実際現地に行かなければ確認することはできません。
現地に来て見積りをしてくれるかどうかも、遺品整理の業者を選ぶポイントの一つになるでしょう。

現地見積りの際に気を付けたいのが、業者によっては高い金額で契約させようとしたり、その場で契約をするように促す業者もいるので、そういった業者にも注意が必要です。

ポイント④料金の内訳が明確かどうか

料金の内訳が正確かどうかも業者選びの重要なポイントの一つと言えるでしょう。

ホームページに「〇〇円から」などと、最低料金しか記載されていない業者は、後から高額な金額を請求される恐れがあるので注意してください。
また、見積りでの内訳が明瞭であるかどうかも業者を選ぶときに大切なポイントになります。

内訳が曖昧だと、作業後に追加料金を請求されることもあるので見積もりの段階から内訳がしっかり明記されている業者に依頼するようにしましょう。

ポイント⑤オプションサービスが充実しているか

遺品整理以外のサービスを行っているかどうかの確認をするのも良いでしょう。

遺品整理業者の中には、ハウスクリーニングや特殊清掃などの作業を行えるところもあります。
遺品整理以外に、例えば部屋を元の状態に戻してほしい、部屋で孤独死をしたので特殊清掃が必要などといった事があれば、まとめて依頼できる業者を選ぶことをおすすめします。

ポイント⑥スタッフの対応、遺品に対する扱いが丁寧

故人にとっても遺族にとっても、大切な遺品ですから業者にも丁寧に扱ってほしいですよね。

しかし、残念ながら中にはまるでゴミを捨てるかのように、乱雑に作業する業者も少なからず存在するのも事実です。
大切な遺品を丁寧に扱ってくれる業者かどうか、ホームページの口コミや実績、会社の情報を確認しましょう。

また、スタッフの対応を知りたい場合は、電話で見積もりなどの問い合わせをしてみるのも良いかもしれません。電話対応が丁寧な会社は、実際対応するスタッフも丁寧なことが多いです。

以上、今回は優良業者を選ぶときのポイントをお伝えしました。

数多い遺品整理業者ですが、この記事を参考ししてもらいご自分に合った遺品整理業者がみつかれば幸いです。

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