「終活」~エンディングノートを書こう。これからの人生をより良く過ごすため ④

終活

皆さん、こんにちは。

前回は、エンディングノートに書き残しておいた方が良い、項目についてお伝えしましたが、今回もその続きをお伝えしていきます。

葬儀・お墓の希望

最近は密葬や家族葬などといった葬儀の選択肢の多様化や、お墓も生前にご自身で選ぶことも一般化されつつあります。

遺族が慌てないですむためにも、どのような葬儀にしてほしいか、連絡をしてほしい人など、葬儀とお墓についてご自身の中で明確になっている内容をエンディングノートに記載しておくと良いでしょう。

また、前途でもお伝えしましたが、お墓もいろいろな種類があります。

ご自身の希望する墓地や、デザインがあれば家族と相談しながら書き残しておくと良いでしょう。

【葬儀・お墓の希望の記載例】

・信仰している宗教の有無

・葬儀の形式

・遺影に使ってほしい写真

・喪主を務めてほしい人

・訃報の連絡をしてほしい人(併せて連絡先も記入)

・葬儀に参列してほしい人

・希望の葬儀社・斎場

・納骨方法と場所

・お墓についての希望

医療・介護に関しての希望

人間、生きていればいつどうなるか自分自身含め、誰にも分りません。

健康で元気に過ごしていても、突然の事故や病気、あるいは認知症の発症などで自分の希望を伝えられなくなる可能性もあります。

そのような時、どのような治療をしてほしいか、延命治療を望むか、介護が必要になった場合はどうしてほしいか、介護施設など希望の施設があるか、など元気なうちにエンディングノートに記載しておけば、本人に代わって家族が大きな決断をせず、心の負担も軽減されます。

また、終末医療や臓器提供についても希望があれば記載しておくと良いでしょう。

【医療・介護に関しての記載例】

・かかりつけ医と病院の名前と連絡先

・持病・常備薬

・アレルギーの有無

・延命治療を望むか

・終末医療の希望

・臓器提供の有無と希望の部位(眼球は残してほしいなど)

・希望する介護のスタイル

・入居したい(予定)の介護施設

以上、エンディングノートに書き残しておいた方が良い項目をお伝えしました。

少しでもお役に立てれたら幸いです。

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